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『日刊工業新聞』 35面

2011.11.29

医療関連システム開発
けいはんな学研都市 産学官で実証検討
京都・大阪・奈良にまたがる関西文化学術研究都市(けいはんな学研都市)で医療関連システム開発を加速させようと産学官連携の実証実験が動き始める。地域住民あげて運動量や心拍数など生体情報を収集、生活習慣の改善や病気の早期発見のシステム開発へとつなげる。データはインターネットを介して記録・分析し、システム開発に実証枠組みを検討、15年度に在宅実証に移す。
既に大阪大学や奈良県立医科大学など大学、プロアシストや応用電機などが参画している。実証実験開始までには大手や地場産業をあわせ40-50社の参加を想定している。
同学研都市は経済産業省などの「地域イノベーション戦略推進地域」や文科省の「地域イノベーション戦略支援プログラム」に選ばれている。

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