脳波センサの特徴

■脳波センサの特徴1 送信機にボタン型電池を採用

受信機送信機

省電力設計により、ボタン型空気電池で無線モジュールを駆動させ、小型・軽量化に成功しました。有線では電源も線によって供給できますが、無線では有線による電源供給ができないため、バッテリー寿命が問題となります。脳波センサは省電力化することで、ボタン型空気電池で稼動させることができました。
※ボタン型空気電池PR44×2個で連続約50時間駆動可能

■脳波センサの特徴2 SDカードにデータ記録

SDカードに保存

受信機に挿入したSDカードに脳波データを記録するため、被験者はパソコンの操作をする必要がありません。SDカードに保存された脳波データは付属のソフトでパソコンからご覧いただけます。

■脳波センサの特徴3 脳波と眼球の同時計測が可能

脳波と眼球の同時計測が可能となり、REM睡眠の判定に必要な情報が収録できます。

脳波計測の流れ

脳波センサは電極を装着して、送信機のスイッチを入れるだけで無線で受信機へデータが送信されます。 送信されたデータはSDカードに保存されますので、あとはパソコンでデータを読み込み解析するだけです。
脳波計測の流れ


収録できる特徴的な睡眠脳波

● 急速眼球運動(rapid eye movement)
REM睡眠時にみられる急速な眼球運動を指し、REM睡眠を判断する重要な要素である。REMという言葉は急速眼球運動の略からきている
● 睡眠紡錘波(すいみんぼうすいは)
ノンレム睡眠時の脳波に見られる12~14Hzの波で律動的に連続して出現し、それが紡錘の形に似ている脳波パターン。睡眠段階2の判定には睡眠紡錘波の出現が必須である。
● デルタ波 
4Hz未満の周波数。睡眠中では深い睡眠時にみられる。

収録できる特徴的な睡眠脳波


仕様

送信機
入力端子 脳波入力1、眼球入力1
電極数 脳波2極、眼球2極
外形寸法 65㎜(W)×36㎜(H)×14㎜(D)
使用電源 ボタン型空気電池PR44×2個
電池寿命 連続約50時間
重量 20g(本体のみ)
・45g(ケーブル付き)
・50g(ケーブル・電池付き)
無線周波数 2.4GHz
受信機
外形寸法 135㎜(W)×76㎜(H)×27㎜(D)
電源 ACアダプタ100V(出力6VDC)
重量 155g(本体のみ)
メモリ SDメモリ(2GB)

脳波センサ プロアシスト 日本睡眠学会 京都国民文化祭 京都コンサートホール WorldSleep2011